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幼児期に培っておきたいもの。
それは、調和のとれた人格の土台となる 優しい心、自立心、そして日本の心です。 自立心は、躾で養われます。 「立腰」をはじめとする躾の教育は、 子供たち自身が自分で心と体を整える力を身につけさせます。 それは、集中力・持続力・判断力へと発展していくのです。
立腰とは、哲学者・教育者である森信三(もりしんぞう)先生が提唱された、腰骨(こしぼね)をいつも立てて曲げないようにすることにより、自己の主体性の確立をはじめとした人間形成を実現する、極めて実践的な方法です。 腰骨を立てることの意義は、古来より、禅や武道、芸道などでも、経験則として実証されてきました。
その立腰を、教育の現場においても実践され、経験的な暗黙知であったとも言える立腰の理想的な方法を追究され、原理として確立されたのが森信三先生です。 論より証拠と言いますが、立腰は、すでに全国の幼稚園等で実践され、多くの効果を上げているものです。その効果とは具体的には次のようなものです。
このように、私たちの身体と日常生活に色々な効果をもたらします。また、特にやる気や集中力、持続力といった精神面での効果こそ、理論や理屈ではなく、まず実践することによって身体で体感するのが、もっとも早道であり、よく理解することができます。
心と身体は裏表一体のものであり、「心を立てようと思ったら、まず身を起こす(これを"身心相即(しんしんそうそく)"と言います)」ということです。 一度経験し、継続すれば、それは当たり前のことのように身につきます。 何事も素直に吸収して自分の力に変えることのできる、幼児のうちに身につければ、それは一生の宝物となることでしょう。
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